素焼きを済ませたヘッドにアイカットをします。
グラスアイがピタッとはまるように瞼の裏側を半円形にへこませるのです。
グラスアイがピタッとはまるように瞼の裏側を半円形にへこませるのです。
本焼きを済ませると修正がききませんので、納得のいくまで、慎重に作業します。素焼きはもろくて、すぐ欠けてしますので、非常に神経を使います。
大まかに目の形にカットしたあと、アイサイザーで裏から瞼を削って行きます。
瞼の厚みが、上下左右均等になるように大きさの異なるアイサイザーを何本も使います。
この時、無理に力を加えてしまうと、瞼が欠けてしまいますので、繊細に、しかし果敢に攻めて行きます。いくつかのヘッドはここで破損して脱落して行きます……。
人形の完成度が、ここでいかに攻めたかにかかっています。アイカットが終わるとヘトヘトになります。
こだわりのアイカット、ぜひご覧ください。
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