電気窯の熱線の交換をしました
10年以上愛用しているビスク焼成用の電気窯、Petit、とうとうF1とエラー表示が出てしまいました。熱線交換の時期が来たようです。
この窯と、絵付け用のサブ窯で作品を作っています。
作業手順
必要なもの
- 熱線
- ピン(熱線についています)
- プラスドライバー、太めのもの
- L型レンチ3ミリ
- ラジオペンチ
- ワイヤーカッター
- 木槌
蓋を外す
蓋を外します。蓋側のビスを6個外します。
全面のパネルも外します。ビスが18個。下の方から外していきます。
接続金具を取り外す
こんなふうに熱線が固定されています。接続板をL型レンチ3ミリで緩めて外します。
熱線を外す
熱線を止めているピンをラジオペンチで引き抜きます。
熱線を外します。
新しい熱線を準備する
新しい熱線の根元を90度に曲げておきます。コイルの向きに逆らわないように曲げると、取り付けの時にキチンと収まります。
熱線の端を穴に通してから、熱線を溝に押し込んでゆきます。
三本入りました。
元通り配線する
元通り配線します。ラジオペンチで熱線を引っ張りながら、接続板をなるべく奥に取り付けます。
熱線の飛び出た部分を切り取ります。かなり硬いです。
ピンを打ち込む
熱線をピンで固定します。木槌でコンコンと打ち込みます。
カバーと蓋を元通りに取り付ける
カバーは真ん中のコントローラーの上の部分をまず付けてから、上の両側、下側とつけるとスムーズです。
無事交換出来ました
素焼き、本焼きとも、今までとは比べ物にならないスピードで昇温します。
もっと早く交換すれば良かった。